RICOH R1s / 30mmF3.5 (Beijing-Moscow, Mongolia, 2000.8)
北京駅を朝に発った列車は、翌日昼過ぎにウランバートル駅に到着した。
たった1日同じ客車にいただけの旅人同士で別れを惜しむ。これが長距離鉄道の真の醍醐味なのかもしれない。
RICOH R1s / 30mmF3.5 (Beijing-Moscow, Mongolia, 2000.8)
モスクワまでの通し切符を買ったことを後悔しつつ、私はそのまま列車に戻った。
なお、この駅で日本から来た大学教授(三浦太郎氏)と教え子グループとも別れたのだが、同氏が三浦朱門・曾野綾子夫妻のご子息であるとを知ったのは何年も後のことだった。