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00年8月 北京
Konica Hexar Silver
35mmF2
プログラムAE
Fuji NEOPAN-400 PREST
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初めてウェブサイトをもったときに付けたタイトルは『35mmで世界を歩く』だった。
私は長い間、35mmレンズしか使っていなかったのだ。
中でも35mmレンズが固定された「コニカ・ヘキサー」は愛機の一つだった。
何しろレンズ交換が出来ないのだから、35mmで撮るしかない。
そうなると、
「ここは50mmの方がいいんじゃないか」
「望遠レンズでぐぐっと寄せて・・・」
などといった、ヤワな“邪念”湧いてこない。
上の写真は雨の北京で撮影したもの。
適度な距離感と自然な描写。
カメラ本体やヘキサノンレンズの性能によるところも大きいが、何よりもまず35mmという焦点距離のなせる技なのだと思う。