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05年6月 タイ、ノーンカーイ
Fuji FinePix F10
Fujinon8-24mmF2.8-5.0
ISO200
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コンデジでもピンボケと手ぶれにさえ気をつければ、充分満足のいく画質が得られる。
デジ一に比べてCCDが極めて小さいという点は残念だが、実用上は問題ない。
FinePixF10のCCDがもつ最大記録画素数は6.3メガピクセル。
ひとむかし前では考えられない数字だ。
また液晶画面を見ながらの撮影は確かに手ブレし易いが、その分コンデジにはデジ一特有の“ミラーショック”が無いという利点もある。
その為スローシャッターでは、デジ一よりコンデジの方が明らかに手ブレに強い。
しかし「しっかり撮る」には、やはりデジ一が必要不可欠だ。
ファインダーを覗き、ピントを確認する。
撮影モードや露出を決める。
必要に応じてプラス・マイナスの露出補正をかけ、シャッターボタンを押す。
パシャッと音がして、画像がCCDに焼き付く。
この流れが「趣味の写真」には、やはり必要なのだ。
このあたりが、デジ一を買わざるを得ない人と、コンデジで満足できる人の境界線だと思う。
普通に写ってさえいればよいなら、一眼レフなど必要ない。