スクンビット総合研究所 - Sukhumvit Research Institute:Japan
2022-07-18T09:24:18+09:00
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旅、アジア、写真、カメラについて。富士X-T4と地味な単焦点レンズを愛用中。
Excite Blog
鶴見 「皆さんお元気で」北朝鮮帰国事業の痕跡
http://inya.exblog.jp/32053267/
2022-07-02T23:59:00+09:00
2022-07-18T09:24:18+09:00
2022-07-18T09:21:17+09:00
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Japan
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Yokohama, Kanagawa, 2022.7)
JR鶴見駅4番ホームに残る古い時計。
「朝鮮民主主義人民共和國 鶴見地区帰國者一同」の皆さんが元気に過ごしたことを祈りつつ。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Yokohama, Kanagawa, 2022.7)
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成田空港 XC50-230mm片手に思いをはせる
http://inya.exblog.jp/31341764/
2022-05-05T23:59:00+09:00
2022-05-09T02:07:28+09:00
2022-05-09T01:55:32+09:00
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Japan
X-T4 / XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II (Narita, Chiba, 2022.5)
本日(5/5)京成スカイライナーに乗ってほぼ3年ぶりの成田空港へ。飛行機に乗る用事もなく成田空港に入ったのはおそらく人生初のことです。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Narita, Chiba, 2022.5)
今年のゴールデンウィークは久々に海外旅行者で賑わっているとニュースで知りましたが、出国ラッシュを終えた空港は閑散としたものでした。航空会社のカウンターも大半は無人のまま。
復興の道はなかなか険しいですね。
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春日部 鉄道少年旅情
http://inya.exblog.jp/30700307/
2021-09-20T23:59:00+09:00
2021-09-25T01:20:04+09:00
2021-09-25T01:14:23+09:00
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X-T4 / XF27mmF2.8 R WR (Kasukabe, Saitama, 2021.9)
本日(9/20)撮影。ホームにあのアニメのメロディーが流れていました。
X-T4 / XF27mmF2.8 R WR (Kasukabe, Saitama, 2021.9)
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会津若松~都内 磐越西線、ソースカツ丼、白虎隊
http://inya.exblog.jp/30644501/
2021-08-17T23:59:00+09:00
2021-08-20T01:28:43+09:00
2021-08-20T01:28:43+09:00
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X-T4 / XF35mmF2 R WR (Aizuwakamatsu, Fukushima, 2021.8)
一旦会津若松駅を出て近場を散策。老舗「マルモ食堂」でソースカツ丼を食します。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Aizuwakamatsu, Fukushima, 2021.8)
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Aizuwakamatsu, Fukushima, 2021.8)
佐幕派の私としてはじっくり観光したいところですが、グッとこらえて駅に戻ります。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Aizuwakamatsu, Fukushima, 2021.8)
15:05会津若松発-16:19郡山着(磐越西線郡山行)
車窓に会津磐梯山を眺めつつ、旅の終わりを感じています。ほどなく郡山に到着し、磐越西線完乗です。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Koriyama, Fukushima, 2021.8)
16:30郡山発-17:09新白河着(東北本線新白河行)
郡山からは東北本線に乗り継ぎ、東京を目指します。
その後のルートは以下のとおりです。
17:15新白河発-17:38黒磯着(東北本線黒磯行)
17:43黒磯発-18:35宇都宮着(宇都宮線宇都宮行)
18:40宇都宮発-20:09上野着(宇都宮線快速ラビット上野行)
夏の旅があっという間に終わりました。
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新潟~会津若松 磐越西線は南東へ進む
http://inya.exblog.jp/30640824/
2021-08-16T23:59:00+09:00
2021-08-17T00:08:58+09:00
2021-08-16T19:17:31+09:00
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X-T4 / XF35mmF2 R WR (Niigata, Niigata, 2021.8)
11:07新潟発-11:26新津着(信越本線長岡行)
まずは信越本線で新津へ向かいます。往路、直江津から乗ったのと同様、E129系です。
なお、細かな型式にさほど興味がないので当ブログではほとんど触れていませんが、メモとして残しておいたほうがよいのかなとも思い始めています。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Niigata, Niigata, 2021.8)
11:34新津発-14:03会津若松着(磐越西線会津若松行)
新津は磐越西線の始発駅。ここから会津若松経由で終点・郡山を目指します。
車輛はいとしの気動車キハ110系です。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Niigata, Niigata, 2021.8)
新関駅界隈の風景。このあたりまで新潟市なんですね。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Aizuwakamatsu, Fukushima, 2021.8)
車窓の景色を眺めつつ、ウトウトしている間に列車は会津若松に到着しました。
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新潟 「新潟駅東側連絡通路」脇の手書き案内地図
http://inya.exblog.jp/30639130/
2021-08-15T23:59:00+09:00
2021-08-16T17:14:21+09:00
2021-08-16T17:01:42+09:00
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X-T4 / XF35mmF2 R WR (Niigata, Niigata, 2021.8)
新潟を発つ間際、偶然出会いました。「街を美しく!!」でおなじみの独協広告標識社製です。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Niigata, Niigata, 2021.8)
隣の地図は残念ながら手書きではありませんでした。私は風流に印判手と呼んでいます。
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新潟 信濃川とバスセンターのカレー
http://inya.exblog.jp/30637917/
2021-08-14T23:59:00+09:00
2021-08-15T15:16:05+09:00
2021-08-15T15:16:05+09:00
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X-T4 / XF35mmF2 R WR (Niigata, Niigata, 2021.8)
万代橋からの眺め。徒歩で海を見にいくつもりでしたが、信濃川の風景で満足してしまい、ゆっくり時間をつぶすことに。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Niigata, Niigata, 2021.8)
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Niigata, Niigata, 2021.8)
新潟名物「万代シテイバスセンター」のカレーを食します。昔懐かしい味と評する人が多いのですが、本当の昔の家庭や学校のカレーがこんなに旨かったとは思えませんね。エアコンがない(もしくは全く効いていない)なか、皆さん汗だくで食べていました。
その後新潟駅へ向かい帰京の途に。短い新潟滞在が終わりました。
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直江津~新潟 信越本線、日本海の夕暮れ
http://inya.exblog.jp/30637824/
2021-08-13T23:59:00+09:00
2021-08-15T14:59:34+09:00
2021-08-15T13:38:05+09:00
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X-T4 / XF35mmF2 R WR (Kashiwazaki, Niigata, 2021.8)
【210812記事のつづきです】
17:41直江津発-19:08長岡着(信越本線長岡行)
直江津を発った信越本線は、柏崎の手前まで日本海沿いに歩を進めます。車内の乗客のほとんどが黙って夕陽を見つめていました。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Nagaoka, Niigata, 2021.8)
19:27長岡発-20:40新潟着(信越本線新潟行)
長岡で最後の乗り換え。ホームに下りると直江津のさわやかな気候との違いに驚きました。ムッとした空気が全身を包みこみます。
iPhone12Pro (Niigata, Niigata, 2021.8)
新潟着後、古町通を中心に夜の街を徘徊。深夜24時に「金太郎」で素晴らしいチャーシュー麺をすすり、その後宿でテレビを見ている間にうたた寝していました。
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直江津 八坂神社から居酒屋「軍ちゃん」へ
http://inya.exblog.jp/30637655/
2021-08-12T23:59:00+09:00
2021-08-15T11:38:51+09:00
2021-08-15T11:15:29+09:00
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X-T4 / XF35mmF2 R WR (Joetsu, Niigata, 2021.8)
【210811記事のつづきです】
直江津駅近くの八坂神社の鳥居は明治41年建立。「生魚商人中」の文字が勝浦の鳥居(→190506記事)を思い出させます。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Joetsu, Niigata, 2021.8)
参道にはスナック、小料理屋、ガールズバーがずらり。聖俗併せ持つ雰囲気が素晴らしい一角でした。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Joetsu, Niigata, 2021.8)
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Joetsu, Niigata, 2021.8)
17時の開店と同時に後輩おすすめの居酒屋「軍ちゃん」へ。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Joetsu, Niigata, 2021.8)
旨い料理とビールをささっと楽しみ、小走りで駅に戻りました。
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直江津 暗渠風路地でコンパを
http://inya.exblog.jp/30637617/
2021-08-11T23:59:00+09:00
2021-08-15T11:37:32+09:00
2021-08-15T10:30:30+09:00
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X-T4 / XF35mmF2 R WR (Joetsu, Niigata, 2021.8)
【210810記事のつづきです】
直江津で下車し、後輩おすすめの居酒屋の開店時刻17時まで散策することに。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Joetsu, Niigata, 2021.8)
直江津駅北口から日本海の方向へ歩くと不思議な路地が目に留まりました。関川まで続くのか、水路が東西方向に延びており、そこに鉄板で蓋がされています。暗渠の一種と呼べないこともありません。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Joetsu, Niigata, 2021.8)
飲み屋、住宅、工場などの日常の路地として活用されているようです。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Joetsu, Niigata, 2021.8)
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軽井沢~直江津 信越本線で新潟を目指す
http://inya.exblog.jp/30635804/
2021-08-10T23:59:00+09:00
2021-08-13T12:23:06+09:00
2021-08-13T12:23:06+09:00
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X-T4 / XF35mmF2 R WR (Karuizawa, Nagano, 2021.8)
【210809記事のつづきです】
12:28軽井沢発-12:52小諸着(しなの鉄道線小諸行)
軽井沢からは元・信越本線=しなの鉄道線に乗車。三セクなので青春18きっぷは使えません。
ちょいとややこしい話なのですが、高崎から新潟までの信越本線ルートをまとめるとこんな具合です。
(1) 高崎→横川:JR信越本線
(2) 横川→軽井沢:JRバスによる輸送※
(3) 軽井沢→篠ノ井:しなの鉄道線※
(4) 篠ノ井→長野:JR信越本線
(5) 長野→妙高高原:しなの鉄道北しなの線※
(6) 妙高高原→直江津:えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン※
(7) 直江津→新潟:JR信越本線
※:青春18きっぷ使用不可
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Komoro, Nagano, 2021.8)
12:55小諸発-13:48篠ノ井着(乗り換えなし)-14:01長野着(しなの鉄道線長野行)
小諸で同じくしなの鉄道線に乗り換え、千曲川沿いに北上します。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Komoro, Nagano, 2021.8)
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Nagano, Nagano, 2021.8)
14:22長野発-15:06妙高高原着(しなの鉄道北しなの線妙高高原行)
長野駅にて、少年時代の私を思い出しつつ。
軽井沢から妙高高原までの車輛はすべて赤とグレーに塗られた旧国鉄115系電車でした。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Myoko, Niigata, 2021.8)
15:10妙高高原発-15:59直江津着(えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン直江津行)
妙高高原からついに新潟県に入ります。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Joetsu, Niigata, 2021.8)
直江津に到着間際、大学時代の後輩よりTwitterで直江津市内のおすすめの居酒屋について連絡がありました。せっかくなので寄っていくことに。(つづく)
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Joetsu, Niigata, 2021.8)
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都内~軽井沢 八高線・信越本線で北へ
http://inya.exblog.jp/30635211/
2021-08-09T23:59:00+09:00
2021-08-13T12:16:15+09:00
2021-08-12T19:31:09+09:00
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X-T4 / XF35mmF2 R WR (2021.8)
8/7-8の2日間、青春18きっぷプラスαで新潟へ行ってきました。明確な目的もなく出発しましたが、結果として、
・八高線(八王子-高崎)
・信越本線+関連三セク(高崎-新潟)
・磐越西線(新津-郡山)
の完乗が実現したので概ね満足しています。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Hachioji, 2021.8)
06:59八王子発-07:45高麗川着(八高線川越行)
始発で都内最寄り駅を発ち、八王子へ。八高線に乗り換え北へ向かいます。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Hidaka, Saitama, 2021.8)
高麗川で乗り換え。この駅に下りるのはおそらく20数年ぶり。駅舎の外に出たのは初めてのことです。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Takasaki, Gunma, 2021.8)
08:20高麗川発-09:53高崎着(八高線高崎行)
高崎に到着し、まずは八高線完乗です。高麗川以北はディーゼル車というのも嬉しいポイントでした。子供の頃、八高線は八王子と高麗川を結ぶものだと思い込んでいたのを思い出します。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Annaka, Gunma, 2021.8)
10:23高崎発-10:57横川着(信越本線横川行)
高崎から信越本線で横川に到着。ここで一旦信越本線は途切れるため、軽井沢までは代行バスを利用します。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Annaka, Gunma, 2021.8)
代行バスは11:10発。横川駅名物・峠の釜めしを味わうゆとりはありませんでした。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Annaka, Gunma, 2021.8)
めがね橋こと碓氷第三橋梁に後ろ髪を引かれながら一路軽井沢を目指します。
この日に乗ったバスは「旧道ルート」とのこと。40分程度の道のりですが、ひたすら続くカーブに若干酔ってしまいました。乗り物酔いしやすい人は避けたほうがいいかもしれません。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Karuizawa, Nagano, 2021.8)
軽井沢に来たのはこれまた20数年ぶり。演出されたかのような爽やかさがちょいと苦手で、その後足が遠のいてしまいました。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Karuizawa, Nagano, 2021.8)
軽井沢駅構内の「おぎのや」で敢えて蕎麦を食べ、続き旅路に備えます。(つづく)
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岡崎市 足助街道のマルフク
http://inya.exblog.jp/30628614/
2021-04-23T23:59:00+09:00
2021-08-05T22:02:45+09:00
2021-08-05T21:55:14+09:00
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X-T4 / XF35mmF2 R WR (Okazaki, Aichi, 2021.03)
愛知への短い旅の途中で出会ったマルフク。キリスト看板がとのマリアージュが美しい。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Okazaki, Aichi, 2021.03)
いずれも愛知環状鉄道・永覚駅から徒歩1時間程度の位置にあります。
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永覚(えかく) 仁木・細川家発祥の地をダラダラと歩く
http://inya.exblog.jp/30628201/
2021-04-21T23:59:00+09:00
2021-08-05T21:50:12+09:00
2021-08-05T14:44:18+09:00
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X-T4 / XF35mmF2 R WR (Okazaki, Aichi, 2021.03)
船頭重吉の碑を拝んだ後(→210420記事)、地下鉄で神宮西から金山へ。そして再び東海道本線に乗り岡崎へ向かった。岡崎からは愛知環状鉄道に乗り換え、下りたのは永覚(えかく)。ここからは徒歩で目的地をめぐる。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Okazaki, Aichi, 2021.03)
永覚駅から雨の中歩くこと1時間半。偶然見かけた「三峰(さんぽ)」で味噌煮込みうどんを食す。タクシーを使えば簡単に回れるけれど、やっぱり徒歩が好きだ。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Okazaki, Aichi, 2021.03)
岡崎市仁木町及び隣接する細川町は、古くから三河国額田郡仁木郷、同細川郷として歴史に現れる。
鎌倉時代、足利実国・義季兄弟はそれぞれを領地とし、仁木太郎・細川次郎と名乗った。仁木・細川両家の祖である。
住宅地の一隅に残る細川城址の文字が往時を偲ばせる。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Okazaki, Aichi, 2021.03)
仁木町には仁木神社が残る。仁木家は室町時代に丹波のほか各地の守護を務めたことで知られるが、今日その後裔が最も多く住むのは徳島県である。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Okazaki, Aichi, 2021.03)
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Okazaki, Aichi, 2021.03)
土砂降りの中、地元で古社として知られる古村積神社まで歩き、ここから愛知環状鉄道・永覚駅に戻った。
岡崎で東海道本線に乗り換え、東京へ帰路につく。青春18きっぷが活躍する場の少ない、短い春の旅が終わった。
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愛知県名古屋市 船頭重吉の碑、史上最長漂流の記録
http://inya.exblog.jp/30621241/
2021-04-20T23:59:00+09:00
2021-07-31T13:19:18+09:00
2021-07-29T02:33:56+09:00
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X-T4 / XF35mmF2 R WR (Nagoya, Aichi, 2021.03)
熱田神宮のほど近く、成福寺境内に「船頭重吉の碑」が遺されている。江戸時代に建立された碑にしては随分きれいだな、と思いながら撮影していると、住職の奥様が「見に来てくれる方のために石屋さんが文字に墨を入れてくれたんです。池も掃除したばかりなんですよ」と教えてくださった。
1813(文化10)年、重吉は廻船・督乗丸の船頭として、乗組員13名とともに師崎(もろざき、知多半島南端の港町)を出帆。江戸からの帰路遠州灘で遭難し、伊豆七島から赤道下を英国船に救助されるまで484日にわたり漂流した。記録上、最も長い期間漂流した人物とされる所以である。
英国船に救助された時点で生存していたのは重吉を含めて3名のみ。その後1名が死亡し、メキシコ、アラスカ、カムチャツカ、択捉島を経て重吉、音吉の2名が帰国を果たした。なお、ジョン・ウィリアム・オトソンとして知られる音吉とは別人物である(→210417記事)。
X-T4 / XF35mmF2 R WR (Nagoya, Aichi, 2021.03)
遭難から5年を経て故郷に帰還した重吉の体験は「船長(ふなおさ)日記」としてまとめられ、彼自身は尾張藩から名字帯刀を許されるとともに、遭難で命を落とした仲間の供養に尽力した。彼らは地獄の漂流のさなか、無事帰国が叶った者は命を落とした仲間の慰霊碑を建立する旨、互いに約していたのである。
帰国後、尾張藩は重吉を水主(かこ)として召し抱えるも、当人の意志で職を辞したようだ。その後は漂流の顛末を人に話して聞かせたり、著作を販売するなどしていたようで、再び海に出たとの記録は見当たらない。
重吉は天寿を全うし、嘉永6年1月にこの世を去った。ペリー率いる米国艦隊が浦賀沖に姿を現すのは、その5ヶ月後のことである。
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