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リコーズームは現代のトリ・エルマーだ
かつて「焦点切り替え式」と呼ばれるカメラがあった。ズームレンズのように漫然と伸び縮みするのではなく、あらかじめ決められた二種の焦点距離を随時切り替えて使うというものだ。
中学生時代、英語の教師が使っていたカメラがまさにその形式で「これは単玉式ズームだな」と感心した記憶があるが、本家ズームレンズの技術革新により「焦点切り替え式」カメラ自体が忘れ去られた存在となってしまった。

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その後、ライカからトリ・エルマーなるMマウントレンズが出ていることを知った。28-35-50mmの切り変え式で開放F4固定。初めて見たときは「これこそ僕の求めていたレンズだ」と興奮したが、その価格は20万円以上。更に当時高校生だった僕にM型ライカを買う余裕などある筈もなかった。

そして現在、リコーCX1のステップズームをいじくっていると、「ああ、これはまさに和製トリ・エルマーなのだな」と思う。正しくは28-35-50-85-105-135-200mmの7段階なので、ヘプタ・エルマーと呼ぶべきなのだが、僕の心の中ではようやくトリ・エルマーを手に入れた気分なのだ。さらに細かいことを言うと、100mmではなく105mmという設定も気に入っている。この数字からニッコールの105mmF2.5を思い出す人も多いだろう。

将来、本物のトリ・エルマーを手に入れることはないだろうし、銀塩への回帰もなさそうだ。デジカメはますます進化を続け、「写真機」という概念自体、過去のものになっていくのかもしれない。そのときはもう、トリ・エルマー云々など隠居の小言にすぎない。
けれどもそんな時の流れが見えているからこそ、一消耗品としか見られないデジカメの中に、せめて何らかの物語を見つけ出したい、とも思うのだ。

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by silkroad4263 | 2009-04-23 23:59 | カメラ・レンズ小噺 | Trackback | Comments(2)
高円寺  エリートなネコ
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RICOH CX1 / 28-200mmF3.3-5.2

いや、エリートっていうスナックで飼われているだけです。

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RICOH CX1 / 28-200mmF3.3-5.2

こちらさんも同様。
写真はどちらもノーレタッチ・リサイズのみ(縮専で鮮鋭化率11%かかってますが、わずかなもん)。
ネコ撮りはコンデジが楽ですね。

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by silkroad4263 | 2009-04-22 23:59 | Tokyo(都内全駅途中下車の旅) | Trackback | Comments(4)
代々木上原  内藤靴店営業中
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RICOH CX1 / 28-200mmF3.3-5.2

以前も載せたかもしれませんが、好きな店なので。

別記:完全に忘れていましたが、CX1にも一応顔認識機能があるんですね。FinePixF50fdでは常時onにしていましたが、いったいリコーのヘビーユーザーのうち、どの程度の人がこの機能使ってるんでしょう。
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by silkroad4263 | 2009-04-21 23:59 | Tokyo(都内全駅途中下車の旅) | Trackback | Comments(2)
RICOH CX1ひとつでアジアを旅する
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RICOH CX1 / 28-200mmF3.3-5.2

私のアジア旅の標準機材はEOSデジタル+単焦点レンズ1本のみ。故障時の控えとしてコンデジを持って行くこともあるが、基本的にはEOSのみで撮りきってしまう。
“動きもの”を撮らないので、本当はコンデジ一本で済ませたいのだが、暗所での手持ち・ノーストロボ撮影が多い為、仕方なくEOSを持ち出してきた。やはり高感度時のノイズを考えると一眼に手が伸びてしまうものだ。

しかし、無理して一眼を手持ちで使うより、コンデジを三脚に据え、低感度で撮った方が良い結果を残せるような気もする。暑いアジアで一眼+三脚を持ち歩く気分にはならないが、コンデジ+三脚ならさほど苦ではない筈だ。また、一眼使用時には華奢で頼りなく思える安物三脚であっても、相手がコンデジなら問題ない。

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RICOH CX1 / 28-200mmF3.3-5.2

ゴールデンウィークは性懲りもなくタイヘ行く。今回は4年ぶりに一眼を持たない旅になりそうだ。

線香の煙が立ち籠める中、三脚を立てる。シャッター速度は2秒程度。ISOは80ないし100。果たして買ったばかりのCX1はヤワラートの仄暗い祠堂をどのように写し取ってくれるのだろうか。
by silkroad4263 | 2009-04-20 23:59 | カメラ・レンズ小噺 | Trackback | Comments(2)
上野  RICOH CX1で恐竜をノーストロボ撮影
CX1ひとつもって上野・国立科学博物館へ。同行者に白い目で見られながら「ネックストラップにテンションがけ」でオール手持ち撮影を試みた。尚、焦点距離は全てステップズーム+マイセッティングで35mmに固定してある。

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RICOH CX1 / 28-200mmF3.3-5.2
まずはISO200でSS1/14。好きな構図だったので、念のためISO400でも残したが、200でブレは十分回避出来た。

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RICOH CX1 / 28-200mmF3.3-5.2
ISO200でSS1/13。これもどうにか鑑賞出来るレベル。

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RICOH CX1 / 28-200mmF3.3-5.2
ISO200でSS1/9。PC画面上で微細なブレが確認出来る。どうやら私には1/10秒前後がボーダーのようだ。

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RICOH CX1 / 28-200mmF3.3-5.2
ISO400でSS1/28。PCで見ると多少ノイズが気になるが、手ブレが心配なときは400まで使ってしまってよさそうだ。

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FinePixF50fd / 35-105mmF2.8-F5.1
今回は090412記事で紹介した横位置吊り用パーツは使用せず、かつ右手上側アイレットにのみアクリルヒモを通して使用した。一見アイレットは上下両方を用いた方がテンションをかけた際の安定感が増すように思えるのだが、これだと実際に首からピンとカメラを伸ばした際、下側アイレットのヒモが親指の付け根に干渉し、手ブレを招きやすいのだ(コツしだいで回避は可能)。そこでシンプルに上部アイレットのみを使用したが、非常に快適に撮影できたことを付記しておく。
by silkroad4263 | 2009-04-19 23:02 | カメラ・レンズ小噺 | Trackback | Comments(6)
高円寺  RICOH CX1で知るISOオートの愉楽
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RICOH CX1 / 28-200mmF3.3-5.2 ISO100(fixed)

銀塩時代、ISO100と400を常用していた為、デジタル移行後も頑ななまでにこの二つを使い分けていた。EOS40Dで初めて中間感度を経験したが、やはり基本は100か400のまま。感度さえ固定されていれば大まかな露出は勘で分かるし、そもそも感度くらい自分で決めたい、という気持ちも強かった。

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RICOH CX1 / 28-200mmF3.3-5.2 ISO248(AUT0400)

しかしCX1のマイセッティング(以下MY)1、2にそれぞれISO100とAUTO400(上限400)をあてがったところ、これが秀逸。ISO100でシャッター速度の心配がないときはMY1、ちょっと厳しいな、という状況ならモードダイヤルをMY2にしてやればよいのだ。中間感度を含め、適切な値を瞬時に算出してくれる。

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RICOH CX1 / 28-200mmF3.3-5.2 ISO400(AUTO400)

デジカメを使いこなしている人にしてみれば常識なのかもしれないが、私のように今だに銀塩(特にマニュアル露出)の感覚を引きずっている人でISO固定で頑張っているケースは多い。
この種のカメラは可能な限り機械まかせでよいのかもしれない。
by silkroad4263 | 2009-04-16 06:40 | カメラ・レンズ小噺 | Trackback | Comments(2)
静岡  Moonlight and Darkness
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RICOH CX1 / 28-200mmF3.3-5.2

月の光がこんなに明るいなんて、想像もしていませんでした。(SS4秒+安物三脚使用)

別記:会社でネットニュースを眺めていたところ、「チベットでわいせつ映像、自宅カメラで主婦ら8500人出演」の文字。一発で眠気が吹き飛びましたが、よく見ると「チャットでわいせつ画像~」の間違いでした。いつの日か行ってみたいですね、チベット。
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by silkroad4263 | 2009-04-14 22:24 | Japan | Trackback | Comments(2)
RICOH CX1を横位置吊りストラップ仕様に改造する
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FinePixF50fd / 35-105mmF2.8-F5.1

リコーフリークならご存じの通り、Rシリーズとその末裔たるCX1には、右手部分(正面左側)にしかストラップ用アイレットが付けられていません。つまり廉価版とされる機種では横位置吊りが出来ないわけです。そこで自作した(というか勤め先の製造部門にこっそりお願いして作ってもらった)のがこちらの銀色のパーツです(ちなみにシボ革は自分で勝手に貼りました)。

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FinePixF50fd / 35-105mmF2.8-F5.1

材料は3mm厚のアルミ板で、三脚ネジを利用してカメラに固定します。更に底面の穴が横長ですので、三脚穴の位置が異なる他機種にも装着可能です。左手側に来るストラップ用の穴は3mmの円形で、これら二つの穴開け以外、特に加工は施していません。ペーパーなどによる研磨もしていませんが、十分きれいです。

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FinePixF50fd / 35-105mmF2.8-F5.1

それにしても、独自路線を歩むリコーが、CX1に横位置吊り用アイレットを付けなかったことは腑に落ちません。本家GRブログでも「ネックストラップにテンションをかけて手ブレを防ぐ」方法を紹介しているんですから、ユーザーからの要望だってあるでしょう。仮に高級ラインたるGR/GXシリーズとの差別化が目的だとすれば「こんなところで差別化してどうすんの?」という気分です。

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RICOH CX1 / 28-200mmF3.3-5.2

ひとまず今回は会社の方にお願いしてパーツをこしらえましたが、実は一台数千万円するレーザーカッターで切り抜いています。金属加工は素人は手を出しにくい分野です。「こんな簡単な方法で横位置吊りしてるよ、俺」というマニアな方に、是非自作パーツをネットで公開して頂きたいところです。
by silkroad4263 | 2009-04-12 20:38 | カメラ・レンズ小噺 | Trackback | Comments(4)
RICOH CX1購入
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EOS40D / EF-S18-55mmF3.5-5.6IS

ここ数週間、買うだ買わないだ言い続けてきたリコーCX1をようやく購入しました。よしなし事のホッピーマンさんに直接お話を伺う機会に恵まれ、背中を押された格好です。

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RICOH CX1 / 28-200mmF3.3-5.2

栄えある一枚目は毎度の下北沢・一龍にて。マクロモードでISO200。リコーの得意分野ですな。

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RICOH CX1 / 28-200mmF3.3-5.2

電柱にCX1を押し当てつつ、一龍前の桜を一枚。こんなときは光学ファインダーより液晶の方が圧倒的に使いやすいですね。
こちらはSS1/12でISO400。

巷で騒がれるノイズについてですが、まぁ正直気にならないと言えばウソになります。今日一日撮った感覚ではISO200から400に上げると目立ち始めるようです。
しかしフィルムにおける粒子みたいなもん、と割り切ってしまえばどうということはありません。無理して画像処理レベルで低ノイズ化することに、それほどの意義を感じなくなりました。
ノイズの低減は、第一にCCD・CMOSの大型化によってクリアされるべき問題だと考えています。

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by silkroad4263 | 2009-04-05 23:55 | カメラ・レンズ小噺 | Trackback | Comments(10)
王子  カメラおやじの長い一日
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EOS40D / EF24mmF2.8

みなさん、お疲れ様でした。そしてころちゃん、本当にありがとうございました。 (左:ころちゃん、右:てっつあん)

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by silkroad4263 | 2009-04-04 23:59 | Tokyo(都内全駅途中下車の旅) | Trackback | Comments(6)
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旅、アジア、写真、カメラについて。東京とバンコクの路地裏が好きです。EOS6Dと地味な単焦点レンズを愛用中。2014年以降の写真はクリックすると大きく表示されます(過去の海外写真も随時拡大表示へ切り替え中)。
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