
EOSkissDN / EF24mmF2.8 (Thakhek, 2008.1)
ラオス南部の町タケクに残るベトナム人墓地。名物のスイカを売る行商人が、食べ残した皮を捨てていく。

EOSkissDN / EF24mmF2.8 (Thakhek, 2008.1)
クオック・グー(ローマ字表記されたベトナム語)が刻まれた物もあれば、漢字の物もある。
この墓石はベトナム最後の王朝グエン(阮)朝に縁のある人物・・・ではなく、恐らくは「阮さんの正室たる胡さん」といった意味だろう。
グエン(阮)しかり胡(ホー)しかり、ベトナム人に多い苗字の典型である。

EOSkissDN / EF24mmF2.8 (Thakhek, 2008.1)
仏領インドシナの忘れ形見か、クリスチャンの墓石も見られるが、訪れた人が花を手向けたような痕跡はない。
ベトナム本国では、今尚国民の一割がカトリック信徒といわれる。

EOSkissDN / EF24mmF2.8 (Thakhek, 2008.1)
華人ほどではないにせよ、故郷を後にしたベトナム人(越僑)の姿はインドシナ各地で見ることが出来る。
幾多の困難を乗り越えた国の人びとは、異国の地でも尚逞しく生き抜いている。
(2011/9/6 再アップ)
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