EOSkissDN / EF24mmF2.8 (Yaowarat, 2008.1)
ラーチャウォン通りの道端から伸びる路地の先に「普福寺」の文字が見える。
タイ語名「ワット・クソンサマコーン」。「清流の如き気高さ」を意味するこの名は、1854年、時の国王ラーマ5世より与えられたものだという。
EOSkissDN / EF24mmF2.8 (Yaowarat, 2008.1)
・・・などといった寺の歴史を全く知らない私に、潮州系華人の老人が北京語であれこれと解説してくれる(写真右側)。話の合間に何度も「明白了?(わかったか)」と問うのだが、私の中国語力では半分程度を理解するのが限界だった。
それにしてもヤワラートの寺院や廟には、必ず親切かつ暇な老人が一人や二人いるものだ。
EOSkissDN / EF24mmF2.8 (Yaowarat, 2008.1)
歴史ある寺院だが、中では半野良イヌが昼寝をしており、おおらかな空気が流れている。流石に本堂でイヌが寝ている寺院はタイでも珍しい。
「困ったもんだよ、こんなところで寝られて」と件の老人は微笑みながら呟いた。
(2011/9/12 旧メインサイトより転載)
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