
NEX-5R / E50mmF1.8OSS (Tainan, 2015.8)
飛虎将軍廟は、この地で戦死した日本海軍パイロット・杉浦茂峰少尉を祀る道教廟として知られている。

NEX-5R / E50mmF1.8OSS (Tainan, 2015.8)
杉浦少尉は米軍機に撃墜されるも、住民への被害を避けるため機体を無人の農地へ向けたという。そして墜落間際に脱出を試みたが、米軍のパイロットにより落下傘を射抜かれ、そのまま壮絶な戦死を遂げた。

NEX-5R / E50mmF1.8OSS (Tainan, 2015.8)
廟が建立された1971年、台湾は国民党による独裁政権下にあった。戦中の日本人を擁護するような行動には相当な勇気が必要だったであろうことも容易に想像できる。
廟を維持・管理してくださる地元の方々には、ただただ頭が下がるばかりだ。
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