【欧州紀行2001その12】サーソー近郊  グレートブリテン島最北端、ダンネット・ヘッド
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Konica HEXAR Silver / 35mmF2, Kodak EB-2 (Dunnet Head, 2001.3)

北の岬から彼方にオークニー諸島を望む。


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Konica HEXAR Silver / 35mmF2, Kodak EB-2 (Dunnet Head, 2001.3)

私がサーソの街を訪れようと思ったきっかけは、インバネスの宿で眺めていた地図に"Most northly point on British Mainland"の文字を見つけたからだった。

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Konica HEXAR Silver / 35mmF2, Kodak EB-2 (Dunnet Head, 2001.3)

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RICOH R1s / 30mmF3.5 (Dunnet Head, 2001.3)

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# by silkroad4263 | 2021-02-03 23:59 | UK | Comments(0)
【大陸横断2000その36】サグレス  ユーラシア大陸西南端、サン・ヴィセンテ岬
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Konica HEXAR Silver / 35mmF2, Kodak EB-2 (Sagres, 2000.9)

ユーラシア大陸西南端サン・ヴィセンテ岬で夕日を見る、というのが私の旅の目的のひとつだった。いかにも深夜特急にかぶれた若者が安易に考えつきそうなことだが、二十歳の自分にはとても重要なことのように思えた。

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Konica HEXAR Silver / 35mmF2, Kodak EB-2 (Sagres, 2000.9)

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Konica HEXAR Silver / 35mmF2, Kodak EB-2 (Sagres, 2000.9)

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# by silkroad4263 | 2020-01-18 23:59 | Portugal | Comments(0)
【大陸横断2000その35】リスボン近郊  ロカ岬、ユーラシア大陸最西端を見にいく
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Konica HEXAR Silver / 35mmF2, Kodak EB-2 (Lisbon, 2000.9)

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Konica HEXAR Silver / 35mmF2, Kodak EB-2 (Lisbon, 2000.9)

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Konica HEXAR Silver / 35mmF2, Kodak EB-2 (Lisbon, 2000.9)

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RICOH R1s / 30mmF3.5 (Lisbon, 2000.9)

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# by silkroad4263 | 2020-01-17 23:59 | Portugal | Comments(0)
シンガポール  日本人墓地公園、からゆきさんを偲ぶ
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X-T20 / XF35mmF2 R WR (Singapore, 2019.7)

日本人墓地公園には明治から昭和初期にかけてこの地で命を落とした「からゆきさん」の墓石も多数存在する。戒名や俗名のほか「新加坡馬来(シンガポール・マレーストリート。往時は日本人置屋街であった)」「大日本長嵜縣長嵜市大浦天草」等の文字が読み取れるものが集まった一角もある。明治20年代に亡くなった初期のからゆきさんの墓石である。

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X-T20 / XF35mmF2 R WR (Singapore, 2019.7)

しかし多くは小さく名も刻まれない簡素な墓石で、もとは朽ちた木標であったのを共済会(日本人会の前身)が建て直したものだという。当初は「精霊菩提」と刻まれていたというが、その多くは風化が進み文字を読み取ることは出来ない。
ただし、簡素な墓石の全てがからゆきさんのものというわけではないので注意が必要だ。

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X-T20 / XF35mmF2 R WR (Singapore, 2019.7)

なお、敷地内には太平洋戦争における戦死者の墓石も多い。日本占領中の名称である昭南市の文字もみえる。戦犯として処刑された者の慰霊碑には、彼らの血が流された刑場の土が納められているという。
この墓地が公園として残されていることに感謝したい。

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# by silkroad4263 | 2019-07-26 23:59 | Singapore | Comments(0)
シンガポール  江戸時代の漂流民・音吉が眠る墓地
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X-T20 / XF35mmF2 R WR (Singapore, 2019.7)

シンガポール日本人墓地公園の納骨堂には、遭難・漂流の末、ついに日本へ帰ることなく生涯を終えた江戸時代の元漂流民・音吉の遺骨が眠っている。音吉の生涯については、春名徹氏の大宅賞受賞作「にっぽん音吉漂流記」に詳しい。

1819年、数え14歳にして炊(かしき。見習い水夫)となった音吉は、尾張から江戸へ向かう途中で暴風雨に遭遇。その後船は14ヶ月に渡り太平洋を彷徨い、13名の乗員のうち9名はここで命を落とす。音吉ほか2名は奇跡的に生き延び、北米大陸に到達した。

英国人に保護された彼らは、ロンドンを経てマカオへ向かい帰国を試みる。しかし異国船打払令により乗船が砲撃を受け、故国を目前にして帰国を断念する。世にいうモリソン号事件である。
その後音吉は上海で商人の道を歩み、英国に帰化。ジョン・マシュー・オトソンを名乗る。また、自身の後に続く日本人漂流民の祖国送還にも尽力している。さらには英国側通訳としてしばしば来日し、長崎奉行より帰国を勧められるも固辞したことが記録に残っている。
晩年はシンガポールへ移住し、明治維新の前年、49歳で世を去った。

2004年、音吉の墓がシンガポールで「発見」され、その遺骨は荼毘に付されたのち、ここシンガポール日本人墓地公園と故郷尾張に分骨された。息子に日本へ帰るよう遺言したという音吉の170年の時を超えた帰国であった。

音吉は異国で果てた多くの日本人漂流民とは異なり、しばしば帰国の機会に恵まれていた。特に前述の通訳としての来日時は、既に上海に生活の基盤が完成していたにせよ、いわばお上のお墨付きでの帰国が可能であった。
しかし音吉はその道を選ばなかった。漂流という厄災から己の運と努力と勇気で相応の地位を築いた音吉にとって、江戸末期の日本は遥か過去の国に思えたのかもしれない。春名徹氏の言葉を借りれば、音吉はまさに「世界を見てしまった男」だったのである。

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# by silkroad4263 | 2019-07-25 23:59 | Singapore | Comments(0)
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