【旅の報告】 南方駆け足行脚
【旅の報告】 南方駆け足行脚_b0061717_00064429.jpg
X-T20 / XF35mmF2 R WR (Yaowarat, 2019.7)

所用でシンガポール、タイを少し歩きました。ほとんど時間はとれませんでしたが、いくつかの旧跡と町中の風景を撮影したので掲載していきます。
なお、ホワランポーン(バンコク)駅がその役割を終えるのは2、3年後の見通しとのこと。
愛しの駅が元気なうちに、せめてもう一度のんびり自由に旅がしたいですね。


# by silkroad4263 | 2019-07-17 23:59 | '06以降の帰朝報告 | Comments(0)
調布  ジュゼッペ・キアラ神父墓碑、禁教下の足跡
調布  ジュゼッペ・キアラ神父墓碑、禁教下の足跡_b0061717_12475169.jpg
X-T20 / XF35mmF2 R WR (Chofu-shi, 2019.3)

遠藤周作「沈黙」のモデルとして知られるジュゼッペ・キアラ神父(ジョセフ岡本三右衛門)の墓碑を、調布サレジオ神学院に訪ねた。
キアラ神父は禁教下の日本に潜入し、自身や信徒への厳しい拷問により棄教を迫られたいわゆる「転びバテレン」であり、約40年の幽閉生活の後1685年に世を去っている。

墓は小石川無量院から維新後雑司ヶ谷霊園に移され、一時は行方知れずになる。しかし戦時下の1943年、サレジオ神学院の神父により霊園内で「発見」され、練馬の同学院内へ移された。
その後神学院の調布移転に伴い、現在の場所に至る。法名の「入専」はジュセン、つまりジュゼッペを意味しているといい、また墓碑には西洋の帽子を思わせる笠が付けられている。

この笠が遺族や親しい人の洒落っ気によるものなのか尊敬の念の表れなのかは不明だが、異国人として一定の配慮は為されているように思える。もしくは心のなかでキアラ神父はキリスト教を棄てておらず、それを知るごく限られた人がはなむけとしてこの笠を贈ったのかもしれない。
思いのほか保存状態の良い墓石を見ながらそんなことを考えた。


# by silkroad4263 | 2019-03-23 23:59 | Tokyo(都内全駅途中下車の旅) | Comments(0)
【旅の報告】 おひさしぶりの大陸へ
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X-T20 / XF35mmF2 R WR (Dongguan, 2019.3)

所用で中国・香港へ行ってまいりました。どちらも十数年ぶりの訪問です。
わずかばかり写真を撮りましたので、ご紹介したいと思っています。

中国は私にとってアジア旅の第一歩を残した思い出の土地ですが、東南アジアにどっぷりはまってからは旅することもなくなってしまいました。今回久々に歩いてみて、やはり東南アジアのほうが性に合っているなと再認識した次第です。
なお、昨年の1月に銀塩アーカイブズとして過去の中国写真をいくつかアップしています。こちらの続きも近々本格的に再開しようと思っています。

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# by silkroad4263 | 2019-03-02 23:59 | '06以降の帰朝報告 | Comments(0)
鳴門市  板東俘虜収容所、ドイツ兵慰霊碑とドイツ橋
鳴門市  板東俘虜収容所、ドイツ兵慰霊碑とドイツ橋_b0061717_1293617.jpg
X-T20 / XF35mmF2 R WR (Naruto, Tokushima, 2018.9)

坂東俘虜収容所跡には、第一次大戦で日本軍の捕虜となったドイツ兵の慰霊碑が残る。
収容所長の松江中佐は捕虜と地域住民の交流を認めたことで知られる。結果、この地で捕虜により日本で初めて「第九」が演奏されるに至った。

鳴門市  板東俘虜収容所、ドイツ兵慰霊碑とドイツ橋_b0061717_1294873.jpg
X-T20 / XF35mmF2 R WR (Naruto, Tokushima, 2018.9)

近隣の大麻比古神社には、祖国への帰還を前にドイツ人捕虜が建設したドイツ橋と眼鏡橋が今も残る。

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X-T20 / XF35mmF2 R WR (Naruto, Tokushima, 2018.9)

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# by silkroad4263 | 2018-09-20 23:59 | Japan | Comments(0)
【旅の報告】 フィルムシミュレーション・クルンテープ
【旅の報告】 フィルムシミュレーション・クルンテープ_b0061717_2344332.jpg
X-T20 / XF23mmF2 R WR (Bangkok, 2018.7)

所用で1年ぶりにタイへ行ってきました。訪れたのはバンコクと近郊の街チャチュンサオです。限られた時間のなかで少々写真を撮りましたので、これから紹介していきます。

撮影機材はFujifilm X-T20とXF23mmF2 R WR、XF50mmF2 R WRの2本。9割方23mmで撮りました。APS機+手ぶれ補正なしの単焦点レンズという組み合わせは、一気に10年近く前の機材に逆戻りしたかのような感がありましたが、高感度性能の劇的な進化のおかげで、手持ち撮影の領域は大きく拡大していると実感できました。
なお、昨年の訪泰ではXF18-55mmF2.8-4 R LM OISを使いましたが、勝手の悪さ(気づかぬうちに絞り環が勝手に回ってしまう)に辟易して、現在は防湿庫に放り込んだままになっています。

また、これより紹介するタイ写真はすべてRAW撮影の後、X RAW STUDIOでほぼストレートに近い状態で現像し、キヤノンDPP4で必要に応じて傾き補正を実施したものです。フィルムシミュレーションは特に注記がない場合、プロビアを選択しています。
X RAW STUDIOについては色々と思うところがありますので、別記事に詳細を残したいと思っています。

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# by silkroad4263 | 2018-07-08 23:59 | '06以降の帰朝報告 | Comments(0)
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