タグ:中華迷宮ヤワラート掲載記事 ( 20 ) タグの人気記事
ヤワラート  會慶寺
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EOSkissDN / EF24mmF2.8 (Yaowarat, 2007.12)

ヤワラート通りとチャルンクルン通りを結ぶプレーン・ナム通りの中程に位置する會慶寺。1956年にベトナム移民により創建された寺院だという。

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EOSkissDN / EF24mmF2.8 (Yaowarat, 2007.12)

門や壁に僅かに残るベトナム語が往時を偲ばせる。
ヤワラート西部パフラットにベトナム人が定住し「バン・ユアン(ベトナム村)」と呼ばれたのは18世紀後半のこと。その後ラーマ5世(チュラロンコーン大王)時代にバン・ユアンは大火で焼失しており、會慶寺を創建したベトナム人とバン・ユアンを形成したベトナム人の関連性は不明である。
また本堂には真新しい「甲戌年吉旦(人名を列挙)供奉」の文字があることから、最近の甲戌(きのえいぬ)である1994年に大規模な修復工事があったものと思われる。

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EOSkissDN / EF24mmF2.8 (Yaowarat, 2007.12)

會慶寺の境内では親切な老人が私の質問に丁寧に応えてくれた。
「昔はベトナムの寺。その後中国の影響を受けている。自分も含めて潮州系の移民が多いからね。でも今じゃ立派なタイの寺だよ。越南的(ユエナンダ)でも中国的(チョングォダ)でもない。泰国的(タイグォダ)なんだよ」
そう言って老人は微笑んだ。

(2011/9/6 再アップ)

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by silkroad4263 | 2008-01-17 01:15 | Bangkok | Trackback | Comments(0)
ヤワラート  佛光普照
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EOSkissDN / EF24mmF2.8 (Yaowarat, 2007.12)

路地の奥にも神さま仏さま。歩きながら合掌。
こんな生活に根ざした感覚が好きだ。

「佛光普照」は字面通り仏教寺院でしばしば目にする言葉だが、路肩で見かけることは少ない。
裏手では乞食が寝ていた。

(2011/9/6 再アップ)

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by silkroad4263 | 2008-01-17 00:45 | Bangkok | Trackback | Comments(0)
ヤワラート  ワット・カニカポンの「媽祖」
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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

ヤワラート西部の寺院ワット・カニカポン。
一見どこにでもあるタイ式寺院なのだが、境内の片隅に媽祖が祀られていた。
御神体は子どものミイラのように見えるが、定かではない。詳細をご存知の方はご一報を。

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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

この媽祖は鐘楼の下でひっそりと生きている。残念ながら「天后」の文字は見当たらなかった。

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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

ワット・カニカポンは、かつてこの近くで妓楼を経営していた男の寄進によって建立された。
カニカポンとはその男の名である。

(2011/8/24 再アップ)

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by silkroad4263 | 2007-08-11 23:59 | Bangkok | Trackback | Comments(0)
ヤワラート  観音古廟   
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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

関帝廟と並んで華人街で重要な地位を占めるのが観音廟である。
こちらはその名も観音古廟。補修・改築を重ねてはいるものの、くすんだ外観はその長い歴史を物語っている。

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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

中に入ると太めのおばやんとイヌが同じポーズで寝ていた。ここでも在タイ華人「タイ化」の一端を垣間見る。

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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

入口の柱に「大清光緒歳次戌子年」の文字が刻まれていた。
光緒年間の戌子(つちのえね)は西暦1888年。
ヤワラート通り建設開始が1892年であることを考えると、関帝古廟同様、華人街造成最初期の建築物といえる。

(2011/8/24 再アップ)

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by silkroad4263 | 2007-08-08 23:59 | Bangkok | Trackback | Comments(0)
ヤワラート  客属関帝廟
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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

タイ客家(ハッカ)の歴史は、遠くスコータイ朝に遡る。
1870年には相互扶助会館として集賢館が設置され、その後幾多の変遷を経、1972年にタイ国客属総会(通称、客総)となった。更に2001年には「客属」を「客家」に統一することが決定したという。

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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

「中国のユダヤ人」とも称される客家はその堅い結束で知られる。今日でも相互扶助の伝統は生きており、敬老会のような行事のみならず奨学金まで用意されているという。

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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

辛亥革命をはじめ、客家コネクションはしばしば歴史上の重要な役回りを担ってきた。その毛細血管のような広がりは我々の想像を遙かに超えるものである。

(2011/8/24 再アップ)

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by silkroad4263 | 2007-08-04 23:59 | Bangkok | Trackback | Comments(0)
ヤワラート  翠岸寺
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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

城隍廟で出会ったご隠居さんが描いてくれた地図を頼りに翠岸寺を訪れた。
「寺」をイメージしていたのだが、そこはくたびれたビル。この屋上に本堂があるらしい。

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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

屋上へ出ると視界が開けた。吹き抜ける風が心地よい。ヤワラートとは思えぬ爽やかさだ。

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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

翠岸寺は19世紀の地図で既に存在が確認される寺院である。一般的に華美な装飾で知られるタイ寺院が多い中、コンクリート打ちっ放しの壁には潔さを感じてしまった。

(2011/8/24 再アップ)

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by silkroad4263 | 2007-08-03 23:59 | Bangkok | Trackback | Comments(0)
ヤワラート  旧市場の天后宮
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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

ヤワラート通りから旧市場(タラート・カオ)の雑踏を分け入った路地裏で、天后聖母宮を見つけた。実は全く別の廟を探していたのだが、急遽中を見学させて貰うことに。

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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

薄暗い祠堂の中では、可愛らしい媽祖さまが祀られていた。こんな素朴な偶像が、僕は好きだ。

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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

毎度のごとく昼寝中の地元民。祈りの場は生活の場でもある。

(2011/8/24 再アップ)

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by silkroad4263 | 2007-08-02 23:59 | Bangkok | Trackback | Comments(0)
ヤワラート  城隍廟
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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

東南アジアに移住した華人たちは、まず土地の陰陽を司る神「土地公(爺)」と航海の神「媽祖」を対にして祀ったという。
土地公はいわゆる“氏神さま”であり、素朴なつくりの場合が多いが、格が上がり、立派な建物になると福徳祠、城隍廟と名を変えるらしい。バンコクで存在が確認出来るのは写真の城隍廟のみだという。

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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

城隍廟はヤワラートの路地の奥にある。
土地の人であっても存在すら知らない。中国語で訪ねるとタイ語しか話せない。筆談を試みるも漢字が読めない。そんな状況に直面することが思いの外多く、在タイ華人の「タイ化」を身を以て感じた。

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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

ようやく見つけた城隍廟ではご隠居さん達が中国語で世間話に花を咲かせていた。
お二人は、私が日本人であり、ヤワラートの歴史を調べていることを話すと、親切にも付近の古廟の地図を描いて下さった。ご両人から頂戴した情報に、その後どれほど助けられたことか。
お礼を述べてカメラを向けると、恥ずかしそうに微笑んでいた。

(2011/8/24 再アップ)

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by silkroad4263 | 2007-07-31 23:59 | Bangkok | Trackback | Comments(0)
ヤワラート  龍尾古廟
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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

ヤワラート通りとチャルンクルン通りの間に位置する、通称サンパンタウォン廟。
入口には龍尾古廟と揮毫されているが、案内板の英文表記はLeng Buai Ia Shrineとなっている。後者はおそらく潮州語の発音をそのまま転記したものだろう。

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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

サンパンタウォン廟は潮州人によって建設されたヤワラート最古の中国寺院であり、その歴史は300年前に遡る。また細かな彫刻や調度品の中には、清の帝室から贈られた物も含まれているという。

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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

廟の前には新市場(タラート・マイ)の雑踏が続く。かつての潮州商人もこんなふうに逞しく生き抜いたのだろうか・・・などと考えながら歩いた。

(2011/8/24 再アップ)

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by silkroad4263 | 2007-07-27 23:59 | Bangkok | Trackback | Comments(0)
ヤワラート  関帝古廟
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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

旧市場(タラート・カオ)の雑踏に立つ関帝古廟は、その名の通り、ヤワラート造成初期に建立されたものだという。
極彩色の祠堂から荘厳さを感じ取ることは難しいが、絶え間なく訪れる人びとの熱心な祈りを眺めていると、生活への浸透の深さを実感する。

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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

「古廟」とはいっても中の雰囲気は明るく、最低限のマナーさえ守っていれば、撮影しても咎められることはない。
参拝客の多くも「買い物ついでに・・・」といった雰囲気で微笑ましい。

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EOSkissDN / SIGMA30mmF1.4EX DC HSM (Yaowarat, 2007.7)

関帝廟に限った話ではないが、中国寺院は複数の神様を効率よく同時に拝めるよう造られたものが多い。
漢字も読めず、中国語も話せず、といった在タイ華人が増える中で、実用的かつ分かりやすい寺院であることは、永く親しまれる秘訣なのかもしれない。

(2011/8/23 再アップ)

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by silkroad4263 | 2007-07-24 23:59 | Bangkok | Trackback | Comments(0)
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旅、アジア、写真、カメラについて。東京とバンコクの路地裏が好きです。旅、アジア、写真、カメラについて。東京とバンコクの路地裏が好きです。X-T20、EOS6Dと地味な単焦点レンズを愛用中。
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